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【あら? こんなところに声優さんが… 第1回】あら、博物館・美術館に声優さんが……!?

はじめまして、こんにちは!
今回、新コラム「あら、こんなところに声優さんが……」を始めることになりました、ライターのKANBIです。
みなさんは街中で「あれ、この声、聞いたことがある?」と思った経験はありますか? いつも私たちを楽しませてくれる声優さんたちは、実はアニメやゲーム以外にもさまざまな場所で活躍しています。
そこでこのコラムでは、アニメやゲームを追っているだけでは情報が入りにくい、街中や公共施設などでの声優さんのお仕事ぶりをピックアップしていこうと思います。
初回は、博物館や美術館での「あら、こんなところに……!?」なお仕事に注目します!

◇「音声ガイド」に、声優さんが!
美術館や博物館で聞くことができる声優さんの「あら、こんなところに……」なお仕事、それは「音声ガイド」です。
展示物の前にボタンがあってそれを押すと展示物の説明や豆知識が音声で流れた、という体験をしたことがある人も多いと思います。今はその音声を人気の声優さんが担当することが増えているのです。

近ごろは、展示スペースの中だけで使える小さな音声端末をレンタルして、音声を聞きつつ展示を回るというサービスもあります。今回は「音声ガイド」の中から、「特別展」(期間が決まっている展示イベント)でのお仕事を紹介しましょう。

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◇「戦国時代展」でシブカッコいい“無双”声を堪能!
大相撲の聖地・両国国技館のすぐ隣にある「江戸東京博物館」は、天井が高く広々とした展示スペースに江戸時代の文化を伺い知れる貴重な資料やジオラマが並ぶ、老若男女が楽しめる博物館です。

そんな江戸東京博物館で現在開催中の特別展が「戦国時代展」。
戦国時代をフィーチャーした特別展には、人気ゲーム「戦国無双」シリーズとコラボレートした音声ガイドがあります。
メンバーは「シブカッコいい」声の5人。550円(税込)で30分ほどのガイドが楽しめます。

・中田譲治さん(上杉謙信役)
・大友龍三郎さん(武田信玄役)
・石川英郎さん(毛利元就役)
・小杉十郎太さん(織田信長)
・石塚運昇さん(作品解説のナレーション)

川中島の合戦が描かれたド迫力の屏風や上杉謙信の毘沙門天像を見ながら、入れ代わり立ち代わりで魅力的な低音ボイスが楽しめるので、聞いているうちにテンションが上がることうけあいです。

「戦国時代展」は、江戸東京博物館で2017年1月29日まで開催予定(毎週月曜日、年末年始[12月26日~1月1日]は休館日)。

また、「戦国時代展」は2017年2月25日には京都・京都文化博物館、4月29日からは山形・上杉博物館でも開催予定になっています。東京には遠くて行けないという方も、ぜひシブかっこいい声を体験してみてください。音声ガイドが実施されるかはホームページで確認を!

『戦国時代展 -A Century of Dreams-』 東京会場開催概要
会期:2016年11月23日(水・祝)~2017年1月29日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室 (〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1)

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◇あの名コンビが演じるゴッホとゴーギャン!
次は展示終了までの期間は短いですが、ぜひ聞いてほしい音声ガイドを紹介します。
東京・上野恩賜公園の中にある東京都美術館にて、12月18日まで開催中の「ゴッホとゴーギャン展」。
ゴッホとゴーギャンは世界的なポスト印象派の画家で……といった前情報は必要ありません。とにかく行ってみてください。ゴッホとゴーギャンを小野大輔さんと杉田智和さんがそれぞれ演じ、作品解説してくれるのです。

約30分で520円(税込)。この音声ガイドでは、心情表現をクロスさせた演技を楽しむことができます。というのも、ゴッホとゴーギャンは一時期、共同生活をしていたほどに繋がりが深かったことが知られています。

ガイドではお互いへの心情にも迫ろうとしていており、特にゴッホ(小野D)のゴーギャンに対する迫真の心情表現はファンならずとも聴き応えあり。1本の愛憎劇を聞いたような気分で、キャストのチョイスといい、企画者はちょっと狙ったのではないかと思うほどの、普通の音声ガイドを超えたデキでした。

「ゴッホとゴーギャン展」は、2017年1月3日から名古屋・栄町駅すぐそばの愛知県美術館に移して開催予定。こちらも音声ガイドについては公式ホームページのチェックを!

『ゴッホとゴーギャン展』 開催概要
会期:2016年10月8日(土)~12月18日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室 (〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36)

◇声優さんきっかけで美術館&博物館通いをはじめてもいいかも?
博物館や美術館に声優さんの活躍の場が広がった要因として「戦国時代展」での「戦国無双」シリーズコラボのように、歴史モノ作品のヒットによる影響は見逃せないと思います。

実際、ソーシャルゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」大ヒットの影響で刀の展示が増えたと話題になりましたし、昨年、京都国立博物館では「刀剣乱舞」のキャストによる音声ガイドが楽しめた特別展が催されたこともありました。今後、博物館や美術展で声優さんの声が聞ける機会もさらに増えていくでしょう。

今回紹介した2つの特別展は4~5時間もあれば2カ所とも回れるので、休日に「音声ガイドめぐり」を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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